― 迷惑をかけたくない、という本音
不安があっても、
家族にはなかなか話せない。
そんな方は少なくありません。
「心配をかけたくない」
「まだ大丈夫だから」
「自分のことは自分で何とかしたい」
そう思って、
つい何も言わずにやり過ごしてしまう。
特に、
長く家族を支えてきた人ほど、
弱音を吐くことに
抵抗を感じがちです。
でもその結果、
不安は行き場を失います。
誰にも話せないまま、
頭の中で何度も同じことを考え、
気づけば、
不安だけが大きくなっていく。
一方で、
そばにいる家族は、
本人より先に
変化に気づいていることもあります。
「最近、家にいる時間が増えたな」
「あまり出かけなくなったな」
それは責めたい気持ちではなく、
少しの心配から出てくるものです。
不安は、
一人で抱えるほど、重くなります。
話すことは、
頼ることではありません。
自分のこれからを
大切に考えている証拠でもあります。