【第8回】元気だけど、将来が急に怖くなる瞬間 ― 健康寿命という考え方
「まだ元気だから大丈夫」
多くの方が、そう思っています。
確かに、
病気もなく、日常生活も問題ない。
でも、
ふと将来が怖くなる瞬間はありませんか。
階段で息が切れたとき。
遠出を面倒に感じたとき。
夜中に転んだらどうしようと思ったとき。
この不安の正体は、
「寿命」ではなく
健康寿命にあります。
健康寿命とは、
介護を受けずに、
自分らしく生活できる期間のこと。
多くの方が気にしているのは、
何歳まで生きるかではなく、
何歳まで介護を受けずに元気でいられるかです。
そして実は、
健康寿命が短くなるきっかけ、
介護につながりやすい要素は、
次の4つが多いと言われています。
① 体力の衰え
② 認知症の発症
③ 骨折などの大けが
④ 重たい病気
どれも突然起きるように見えますが、
実際は、
生活習慣の積み重ねと深く関係しています。
でもその兆しは、
本人ほど気づきにくい。
「まだ大丈夫」
「年相応だから」
そう思っているうちに、
不安は、
はっきりした形を持ち始めます。
健康の不安は、
病気になってから考えるものではなく、
健康寿命をどう延ばすかを
考えることから始まります。